コラム・日記


痔の原因とアロエの成分を比較検討

 簡単にではありますが、痔の原因とアロエの成分について比較検討し、アロエをどのように痔に利用していくか考えたいと思います。ネットでアロエは何に効くのか?というのを調べると痔に効くと書いてあるのをみかけます。ただ、それはアロエが便秘に聞くので便秘を改善して痔の症状を和らげるというものです。アロエを服用する訳ですね。これが痔におけるアロエの一般的な利用法なのでしょう。

 今回は直接塗る、貼るなどして、直接的な効果を期待しての実験です。痔の原因を簡単に説明すると肛門周辺の静脈のうっ血によってイボが出来ます。また、肛門周辺の筋繊維の老化によって脱肛をおこします。

 痔の症状が悪化すると細菌の繁殖がおこります。痔の悪化を防ぎ症状を改善するのに良いとされている事は肛門を清潔に保ち、肛門周辺の血行をよくする事です。

 では、アロエの効能です。止血作用があります。これは下血に直接作用して効きそうですね。他に血行促進、強力な殺菌作用があります。これも、痔の症状を改善するのに有効な作用と言えそうです。

 あと、アロエの成分には抗腫瘍、抗酸化、細胞の再生を助けるなどの効果があるとされています。これらの成分にも期待したいところです。肛門周辺の筋繊維の老化が改善出来れば脱肛しなくなるかもしれません。まあ、あくまでも根拠の無い甘い期待ですが。

 さて、何となくイボ痔に効きそうな成分が豊富なアロエですが、どう利用するか?以前吹き出物がアロエで治った話をしました。夜、寝る前にアロエを貼付けて朝剥がすと全く吹き出物に効果が現れないのに、夕方くらいまで貼付けておくと、驚異的な効果を発揮した。という話です。

 鉢植えに植えられているアロエと、採取して時間が経ったアロエでは成分に変化があるのでしょうか?科学的には何もわかりませんが、自分の経験を元に今回は採取後半日以上経った物を利用することにします。

 採取後すぐにトゲをとり、二枚の皮に分かれるように葉肉(透明のゼラチン質)の真ん中で真っ二つに切ります。これを、部屋の陽が当たらない所で半日以上放置してから、直接肛門に差し込むようにします。

 ちなみに真似をするなら自己責任でお願いします。

 さて、実験一日目です。アロエの葉は固いので幅が太いと、肛門に差し込んだ時に痛いです。逆に痔が悪化しそうです。というわけでアロエの幅を1pくらいにして利用する事にします。

 アロエを放置する時間ですが24時間くらい放置すると、アロエが萎れて採取したばかりの時より柔らかくなるので、肛門に挿入しても痛みがなく、全く違和感なく、そのまま一日過ごせてしまいます。

 アロエを肛門に入れ込む方法ですが、痔の軟膏を肛門に塗ります。滑りが良くなるのでスムーズにアロエを入れ込む事が出来ます。

 かなり、奥まで入れないと外に押し出されます。逆に全て入れると飲み込まれて直腸まで行ってしまうので、1pくらいアロエを肛門の外に出しておきます。朝、排泄をするとアロエも一緒に排泄されるので、それまで、そのままにしておきます。

 一日が過ぎて実験の感想です。かなり、ひどい痛みがあったのですがこれは、かなり改善しました。あと、排泄するとイボが出るのですがこれが比較的容易に指で押し戻せるようになりました。

 イボの大きさが小さくなったわけではありません。ただ、一時的な痔の炎症による痛みが改善されたようです。もうひとつ、化膿した歯茎ですが。上唇と歯茎の間に一日中アロエを挟んでいますが特に効果が出てる様子はありません。

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