コラム・日記


過払い金請求〜借金返済体験談

 過払い金請求についてザックリと簡単に説明します。グレーゾーン金利というのを聞いた事は無いですか?このグレーゾーン金利とは出資法で定められた利率の上限29.2と利息制限法で定められた利率の上限(元本、つまり借り入れた額によってことなり15%から20%)の間の金利を指します。

 今は法律が変わって、利息制限法に定められた利率で貸さないと刑事罰がかせられるようになっています。だから、グレーゾーン金利の部分は返還を求める事が出来るんですね。

 このように、利息制限法を越えていた利息は払いすぎという事で返して下さいと要求するのが過払い金請求です。完済して10年たてば時効となりますが、逆に一度も完済してなければずっと、過去に遡って請求出来ますから多重債務者にとってはかなり美味しい話です。

 知り合いから過払い金請求について聞いた僕は今残っている我が家の借金の返済にあてる事が出来ればと思い、親に薦めました。

 すると、突然母親が土下座してごめんなさい。借金の事は全て私が悪いから家を出て行きます。と言い出しました。すると、今度は親父がいや俺が出て行く。ついには二人で、お前が!あなたが!と喧嘩を始めました。

 この時点でなんだ?おかしいぞ、何かあるぞ。と思いました。それでも、過払い金請求の事を説明しましたが収拾がつかないくらいに言い合いを始め、母親も精神を取り乱したので、最終的には父親がその話は無かった事にしよう。今までどおりコツコツと返していくからこれからは借金の話はしないようにしよう。と言いました。

 その時に親父が気になる事を言いました。銀行で借り換えをしたあのあと、A社でお金を借りて、それの月々の返済が苦しいんだ。あと、一年くらいで返し終わるから、そうしたら少し楽になるから。

 は??ですよね。銀行で借り換えをするときも、猶予が一ヶ月くらいしかなく、かなり大変な思いをしたのに、その直後にサラ金からお金を借りていたらしいのです。

 この時に、ああ借金の問題は解決してないな、まだ続いているな、と思いました。

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