コラム・日記


自律神経失調症〜借金返済体験談

 母親がまだ借金を続けているなと思った僕は母親がいない隙に母親がガス代等の明細書を溜め込んでいる引き出しを漁りました。すると予想通りローン会社の明細書が見つかりました。

 この時点で僕の行動が母親にばれる訳にはいきませんでした。それには理由があるのです。実は僕が過払い金の事を話して両親が喧嘩になった日の2週間ほど前に母親は突然倒れて数日間入院しました。その時の診断結果は自律神経失調症でした。

 そして、両親が喧嘩した翌日の事です。母親に僕と兄貴が呼ばれて、ある事をつげられました。お母さんとお父さんは一緒には暮らせないから、お父さんが家を出て別居すると。

 さらに、その時に母親が言ったのは、以前入院した時、実は薬を大量に飲んだと告白されました。借金の事をことあるごとにお父さんにチクチク言われて、自分が悪いとは言え精神的に追い詰められて辛い、もうお父さんと一緒には住めない。と言うのです。

 母親の精神状態がかなり不安定であることは確かです。とりあえず、家庭内別居の状態を作り、父親と母親が共有する時間が出来るだけ少なくすむようにしました。

 母親がそんな状態ですから、ある程度の事を把握し、また僕なりに解決の糸口を見付けるまでは、ばれないように事を進めたかったのです。

 母親にばれる訳にいかないので、手早くローン会社の明細書をコピーしました。そして、自分の部屋に戻ってじっくりと見てみました。それは先月の支払いの明細書で限度額100万まで借り入れていました。

 僕がその時に確認出来たのは僕名義のローン会社の明細書1枚と兄名義のローン会社の明細書2枚、さらに兄名義のクレジットカード1枚でした。

 僕はまずは自分と兄名義の借金がどれくらいあるのかを把握する事にしました。兄に言って電話で確認してもらい兄名義の借金の月々の返済額が15万円ほどになる事が分かりました。僕名義の借金も月々の返済額が4万円ほどあります。前回、借り換えのために銀行から借りたローンの返済も月々7万円近くあります。おそらく、まだ、僕が把握出来てない借金もあるはずです。

 頭がおかしくなりそうでした。精神的に押し潰されそうでした。もう自分で解決出来るレベルの問題ではなくなっていました。弁護士に相談するしかない、そう思いました。

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